導入クリニックレビュー

口コミやホームページの掲載内容を参考に各クリニックの印象をレビューしてみました。

ミラドライ治療を受ける決断をしたとしても病院や医師によって取り扱いの差が生じることは十分に考えられます。ここではミラドライの効果の概念やどのような病院・クリニックが有力で、逆にやめておいたほうが良いところなどを管理人がこれまで口コミやミラドライを導入しているクリニックのホームページなどを見てきた中での印象を述べています。

そもそもミラドライの効果の出し方とは?

ミラドライは麻酔と照射レベルが重要?

ミラドライは少し調べてみた人であればご存知でしょうが、マイクロウェーブが臭いや汗の原因である汗腺の水分に反応し過熱させ汗腺の機能を停止することで治療としています。

照射治療なので一見誰がやっても同じ効果が出せそうですが、口コミを見ると「痛い」や「痛くなかった」などの差異は見られます。痛覚の個人差かもしれませんが激痛を訴える人もいて、このレベルまで来ると事前に麻酔をしている意味が無いよなと思います。この場合「麻酔が下手」なんだろうと。

麻酔は注射による液体を注ぐわけですよね。ミラドライって水分に反応しますよね。「麻酔にも反応するんじゃね?」と。激痛を感じた人は麻酔の加熱分だけより痛いのではないかと。そして適切な量であればその麻酔がミラドライの効果を補佐したりすることも考えられます。

そしてミラドライは照射パワーが5段階ほどに切り替えられるようです。強ければ当然、効きやすそうけど個人差によってやけどの度合いが重症化する可能性もあるから個々や症状にあわせて照射レベルを調整するということなのでしょう。さらには照射パワーによって前述の麻酔量も調整すべき要素なのかもしれませんよね。

となると、麻酔が上手、ミラドライの症例豊富で患者の症状と照射レベルの兼ね合いを熟知しているのが重要となり結局は「経験豊富なところ」が良いと思うのは妥当でしょう。以下に私なりに見てきた中でそのような条件に該当するところをまとめてみました

ミラドライ検討候補になりえる病院・クリニック

マリアクリニック【新宿】【横浜】【町田】【大宮】【沖縄】

マリアクリニック

ミラドライの経験豊富な医療機関となると「ミラドライわきが多汗症の医師団」や「ミラドライあんしんネットワーク」などミラドライ治療の向上を目的として複数の医院で情報交換をする団体があるのですが、これらはミラドライ登場当初からあり、長く見ているとマリアクリニックがリーダーシップを担っている印象が強いです。同じわきが多汗症の医師団に入っていた沖縄のエストクリニックがマリアクリニックへ変更になっていますしね。

マリアクリニックは早い時期から麻酔による効果のプラスアルファや副作用の軽減を指摘していましたし、美容医療の口コミ広場と言う口コミサイトから主要エリアでわきが治療の満足度1位を獲得した旨のアピールなども盛んに行われています。大宮や新宿などは脱毛とわきが治療だけを専門とした医院のようですし、わきが治療に重きをおいていることは確かといえるでしょう。

新宿は前に一時的に消えていて何かあったのかと問合せてみたのですがスタッフの人員都合で十分な医療サービスを届けられないとのことで一時的に閉鎖してたみたいです。今後はミラドライだけでなくわきがの保険診療にも対応するとのことでしたので利用者側の視点に立っていることは伺えたのでカウンセリングの検討候補にはなりえるんじゃないでしょうか。

■マリアクリニックホームページ


大西皮膚科形成外科【京都】【滋賀】

大西皮膚科形成外科

西エリアでミラドライ登場当初から導入している医院の一角です。一般保険診療も行っていてそれらの口コミも良好ですし院長は形成外科が専門ですからわきがの症状なども適切に判断してくれそうです。ブログの更新もマメで正確な医療情報を周知しようとする姿勢には好感がもてます。

■大西皮膚科形成外科ホームページ


共立美容外科【全国19院】

共立美容外科

大手美容クリニックの一角として有名なところの一つです。ミラドライと超音波を実施することでより効果や安全性が見込まれることをPRしていますし、麻酔の上手さのアピールも見られます。

医師自らのミラドライ実践動画などもありましたし、安全性は折り紙つきと見て良いでしょう。最終的には良くも悪くも大手と言うのがプラスに働くかマイナスに働くかは留意したいところではあります。

■共立美容外科ホームページ


逆に利用を避けたいところ・施術中の注意点

医師以外が照射を行う

ミラドライの開発メーカーが照射も医師が行うようにと指導しているにもかかわらず口コミで医師以外が行うクリニックが確認されています。

言い訳として「看護師の方がもう熟練しているから」などと言うかもしれませんが、なぜどのようにして医師からスタッフへとスイッチしなければならないのでしょうか?「医師が面倒くさい」「医師は他の処置で利益を上げていきたい」などが考えられます。

救急医療ではないのでトリアージのような優先順位がつくわけでも無いですから質の高い医療サービスを掲げるのであれば医師がやるのは至極当然といえますのでカウンセリングでは必ず医師が行うか否かの確認は行うべきです。

脇以外でもミラドライを行っている

一部のクリニックでは、すそわきが(性器周辺のわきが臭)の治療にもミラドライを行うクリニックが確認されています。メーカーはミラドライは腋の下専用と断言していますし、水分に反応する治療なのに尿とか水分が関わってくるエリアが近いのに治療を適応する考えがちゃんとした根拠の提示無しに診療だけを掲げるというのは異常では無いかと私は考えます。

事実これらを行っているクリニックの口コミ評判は悪いですし複数の選択肢がある以上そのようなクリニックを選ぶ理由は無いと思っています。

利用者は異変には声をあげる、積極的な質問を

口コミを見ると凄く痛いのに我慢したとかの書込みが見られます。麻酔の注射が痛いのは仕方ないですが照射で痛みを感じないためにやっているのですから激しい痛みの場合は必ず声をあげてください。実際、我慢したせいで後遺症が長引いている口コミ内容も見られます。

わきがの治療成果は感覚に依存する部分も多分にあるので医師に丸投げではなく患者も不安や心配に思うことは積極的に質問することが満足できる結果に導く要素になりえますので受身にならずに積極的なカウンセリングにするようにしましょう。

(C) ミラドライ 口コミチェック